明治維新以降、我が国の法律学は、御雇い外国人を通して、西欧法を全面的に継受する形で、急速に整備されていきました。この講座では、とくにフランス法に焦点を当てて、その移入過程と意義を、東京と関西における私立法律学校の創設とその後の展開にも触れながら点描し、のちにドイツ法に取って代わられるに至った意味を探ってみたいと思います。
明治期に生まれた「法律学」を受け、果たして日本はどのような国へと発展していったのでしょうか。昭和戦前と戦後の代表的な法律として治安維持法と日本国憲法の人権条項に焦点を当て、日本が辿った歴史から、その特徴と意義に迫ります。