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びわ湖の日 滋賀県提携龍谷講座in大阪


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 滋賀県では条例で7月1日を「びわ湖の日」と定め、環境保全について考え実際に行動へと移していただくため、様々な事業を展開しています。この「びわ湖の日」関連事業の一環として、滋賀県と龍谷大学との連携による連続講座を開催します。
 講座では、琵琶湖にまつわる様々な切り口から、龍谷大学における最新の研究成果等を紹介します。この機会に私たちの暮らしと琵琶湖とのつながりや、琵琶湖の価値について考えてみましょう。

 環境DNA分析と呼ばれる新たな環境調査技術が開発され、ここ10年ほどで急速な発展を遂げています。これは湖や海から汲んだわずか数リットルの水から魚類など水棲生物のDNAを取り出して、各種のDNA分析により生物の種類や量を知ることができる技術です。この技術を用いた魚類相調査手法の基礎についてお話しするとともに、琵琶湖等における研究事例を紹介します。

 高度経済成長期から現在に至るこの半世紀の間に人の社会経済活動の影響を強く受けて琵琶湖の水質は大きく変化しました。その変化は、琵琶湖の藻類群集にも大きな影響を与えています。一方、藻類群集の変化が逆に水質を変化させる要因となることもあります。近年の琵琶湖の水質変化を辿りつつ、藻類の動態と水質の関わりについて考えてみたいと思います。

 国土の3分の2が森林である日本にとって河原は重要な草地環境です。河原は河川の増水などによる攪乱によって、自然の中で安定した草地環境が維持されているため、草原性の生き物たちにとって非常に重要な環境になっています。また、河川に沿って形成された河辺林も特異な生態系を持っています。そこで、河原や河辺林に生息している昆虫を中心にお話ししながら、河川生態系や生物多様性などについて考えていきたいと思います。

 琵琶湖・淀川水系の水は、その地域を取り巻く森から生み出されています。しかし、現在見られる琵琶湖のまわりの森は、これまでの人間活動や気候の変化などの影響をうけて、大きく移り変わってきました。本講座では、そのような琵琶湖の森の歴史について、湖底堆積物の花粉化石の研究成果を中心にひもといていきます。