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びわ湖の日 滋賀県提携龍谷講座in大阪


 滋賀県では条例で7月1日を「びわ湖の日」と定め、環境保全について考え実際に行動へと移していただくため、様々な事業を展開しています。この「びわ湖の日」関連事業の一環として、滋賀県と龍谷大学との連携による連続講座を開催します。
 講座では、琵琶湖にまつわる様々な切り口から、龍谷大学における最新の研究成果等を紹介します。この機会に私たちの暮らしと琵琶湖とのつながりや、琵琶湖の価値について考えてみましょう。

 琵琶湖には45種の魚が生息し、うち16種は琵琶湖にしかみられない固有種です。琵琶湖では、湖魚の生態を巧みに利用した、取りつくさない独特の漁法が発達してきました。食材としてだけでなく滋賀独自の食文化を形成してきた“湖魚”ですが、長年にわたり漁獲量が減少傾向にあります。その背景にある琵琶湖の現状に思いを巡らせ、私たちと琵琶湖のつながりについて考えます。

 森林の持つ様々な公益的機能の一つである水源涵養機能は、豊かな森の恵みを下流へと安定して伝え、流域の生物生産を支えています。琵琶湖を取り巻く森林も、滋賀県内の農地や琵琶湖を支えるだけでなく、宇治川、淀川を経て大阪湾に至る流域全体にその恵みを届けています。そんな滋賀県の森林も近年は地球規模の環境変動や野生動物などの影響で荒廃が進み、その健康が脅かされています。森林でいま何が起こってきているのか、森林の現状を紹介しながら、流域連携における森林の役割を確認していきたいと思います。

 本年2月、千年以上にわたる琵琶湖の伝統的な漁法や、湖魚が水田に産卵にやってくる「魚のゆりかご水田」、「鮒ずし」をはじめとする食文化など、琵琶湖と共生する農林水産業が「森・里・湖(うみ)に育まれる漁業と農業が織りなす琵琶湖システム」として、「日本農業遺産」に認定され、「世界農業遺産」の候補地として認められました。京阪神の方々も含む多様な主体の参画により成り立つ「琵琶湖システム」についてご紹介し、このシステムの魅力と世界的な価値について考えます。