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2017年度後期 龍谷講座


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  長きに渡り人が暮らしてきた京都。アユも遡上する鴨川が市中を流れ、見渡せば山も近く、実に自然豊かな都市であります。とりわけ、伏見は山や川の恵みを受けながら発展してきました。本講座では、人の暮らしを支えてきた里山の歴史や、そこに暮らす昆虫達について紹介したいと思います。

伏見稲荷にかかわる身近な鳥とその文化についてまず紹介します。実は、「伏見」という名前の由来には湿地と水鳥が深くかかわっています。鴨川には北国で繁殖したユリカモメや多様なカモ類が渡来して越冬し伏見区南部の宇治川河川敷に広がるヨシ原は、南の国へ渡る前にツバメの集団ねぐらとして利用されています。身近な鳥や、渡り鳥から見て伏見の自然はどのように見えるのかを紹介したいと思います。

  近場に多くのけものがいるのに、見かけないのは、鳥と違って、主に夜動くため。疏水など毎日飛んでるイエコウモリは、小鳥と思われているでしょう。稲荷大社では、ムササビのほか、イノシシ数頭・キツネ・タヌキも見られました。ノウサギ・イタチは落し物を。ときたま、サルも来ます。比叡山や山科から。そして、かつてはゾウも。伏見に暮らしたり、やって来た、けもの達のお話を紹介します。


   伏見稲荷大社は観光スポットとしての人気が高まり、訪れる人が年々多くなっている。日中に現れる野生動物は少ないが、イタチやニホンザルの姿を参道で目にすることがある。日没後、観光客が少なくなった頃からはムササビやキツネ、タヌキなどが姿を現すようになる。最近はイノシシも頻繁に出没するようになったため、参道には注意書きが掲示された。本講座では日没後の稲荷大社境内を歩き、野生動物の気配を感じていただきたい。