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2017年度前期 龍谷講座


 日本国憲法は、人権保障、国民主権、平和主義を基本原理としています。憲法にもとづく政治は、人権保障を目的として行われるべきであり、国民主権と平和主義はそのための手段だと考えられています。
 第1回では、平和主義に焦点を当て、日本国憲法が想定している平和とは何か、それが政治過程でどのように扱われてきたか、などについて、憲法9条の意義や解釈に照らしながら、お話しします。

 民主主義とは何か。これは、とても難しい問いです。政治のあり方を最終的に決定するのは国民である、という考え方を国民主権といいますが、国民主権と同じ意味で民主主義が語られることもあれば、それよりも広い考え方として理解されることもあります。
 第2回では、国会、内閣、裁判所の関係をひも解きながら、日本国憲法が想定する民主主義像を探ります。

 日本国憲法には、自由や権利を保障するための規定が設けられています。それらは憲法の理想通りに実現されているでしょうか。国家権力による制限、人権と人権の衝突など、問題の態様はさまざまです。
 第3回では、人権保障の意味について、最近の話題にも触れながら、お話しします。人権保障の基底には、「かけがえのないひとり」を大切にするという観点があります。私たちはみな、「かけがえのないひとり」です。