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2017年度後期 RECコミュニティカレッジ東京



 親鸞聖人 (1173~1262)の著述には漢語聖教と和語聖教がありますが、本講座では、和語聖教の「高僧和讃」を読んでいきます。
和讃は、梵讃・漢讃に対する語で、和語をもってやわらかく讃嘆された歌です。親鸞聖人の和讃は500首をこえますが、その中で「浄土和 讃」「高僧和讃」「正像末和讃」をまとめて「三帖和讃」と呼びます。「三帖和讃」は執筆年代においても、分量においても、また内容におい ても、『教行信証』に次ぐ大作ということができます。
今期は七高僧のうち、中国の善導大師 (613~681)を讃嘆される和讃を読みます。親鸞聖人の言葉を丁寧に読みながら、和讃の響きに静か に耳を傾けてみましょう。
 『源氏物語』には400人を超える人物が登場します。光源氏をはじめとする主要人物を中心に紡がれる多彩な人間関係は、物語世界を多面的 に織りなしています。それが、この物語の魅力の源泉になっていると言えます。同時に、絡み合う人間関係は、その多様性と複雑さゆえに、 ときに私たちの読み解きを妨げてしまうかもしれません。
 人間関係にはいくつかの類型があります。親子や兄弟姉妹といった血縁関係のほか、夫婦の関係や主従の関係、友人同士の関係などが代表 的なものです。一人の人間は、こうしたいくつもの関係の編み目の中を生きています。それが意味するのは、どの関係に注目するかによっ て、その人物の存在意義や位置づけも変わるということです。あるいは、物語を読み替える可能性が出てくるということです。
 この講座では、とくに主従、同僚、友人という関係に注目します。各回、具体的な人物に焦点を合わせつつ、『源氏物語』の人間関係を解 きほぐし、物語世界の特徴を考えます。