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2017年度前期 RECコミュニティカレッジ東京



親鸞聖人(1173~1262)の著述には漢語聖教と和語聖教がありますが、本講座では、和語聖教の「高僧和讃」を読んでいきます。
和讃は、梵讃・漢讃に対する語で、和語をもってやわらかく讃嘆された歌です。親鸞聖人の和讃は500首をこえますが、その中で「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」をまとめて「三帖和讃」と呼びます。「三帖和讃」は執筆年代においても、分量においても、また内容においても、『教行信証』に次ぐ大作ということができます。
親鸞聖人の語る言葉を丁寧に読みながら、その響きに静かに耳を傾け、私たちの上に注がれた仏の大悲心の意義を学んでいきたいと思います。
なお、今期は七高僧のうち、中国の曇鸞大師(476~542)と道綽禅師(562~645)を讃嘆される和讃を通し
て、親鸞聖人が七高僧をどのように見られたか、どのように讃嘆されているかを共に学びたいと思います。
『源氏物語』には400人を超える人物が登場します。光源氏をはじめとする主要人物を中心に紡がれる多彩な人間関係は、物語世界を多面的に織りなしています。それが、この物語の魅力の源泉になっていると言えます。同時に、絡み合う人間関係は、その多様性と複雑さゆえに、ときに私たちの読み解きを妨げてしまうかもしれません。
人間関係にはいくつかの類型があります。親子や兄弟姉妹といった血縁関係のほか、夫婦の関係や主従の関係、友人同士の関係などが代表的なものです。一人の人間は、こうしたいくつもの関係の網目の中を生きています。それが意味するのは、どの関係に注目するかによって、その人物の存在意義や位置づけも変わるということです。あるいは、物語を読み替える可能性が出てくるということです。
この講座では、とくに男女、兄弟姉妹、親子という関係に注目します。各回、具体的な人物に焦点を合わ
せつつ、『源氏物語』の人間関係を解きほぐし、物語世界の特徴を考えます。