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2018年度前期 RECコミュニティカレッジ東京



 親鸞聖人(1173~1263)の著述には漢語聖教と和語聖教がありますが、本講座では、和語聖教の「高僧和讃」を読んでいきます。
 和讃は、梵讃・漢讃に対する語で、和語をもってやわらかく讃嘆された歌です。親鸞聖人の和讃は500首をこえますが、その中で「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」をまとめて「三帖和讃」と呼びます。「三帖和讃」は執筆年代においても、分量においても、また内容においても、『教行信証』に次ぐ大作ということができます。
 親鸞聖人の語る言葉を丁寧に読みながら、その響きに静かに耳を傾け、私たちの上に注がれた仏の大悲心の意義を学んでいきたいと思います。
 なお、今期は七高僧のうち、日本の源信和尚(942~1017)と源空聖人(1133~1212)を讃嘆される和讃を通して、親鸞聖人が七高僧をどのように見られたか、どのように讃嘆されているかを共に学びたいと思います。
 『源氏物語』の宇治十帖は、光源氏亡きあとの世界を語ります。光源氏の異母弟で、宇治に住まう八の宮には三人の娘がいました。大君、中の君、そして異母妹である浮舟です。この三人の女君と光源氏の子である薫、孫である匂宮とのあやにくな関係を中心に、物語は展開していきます。
 改めて宇治十帖にいたるまでの物語を振り返ると、『源氏物語』は「光源氏の物語」なのではなく、じつは「女たちの物語」なのではないかと思われてきます。物語をとおして、女たちのさまざまな「生き方」が浮かび上がってくるのです。そうした物語の行き着く先に広がっているのが、宇治十帖の世界です。そこには、宇治の三姉妹それぞれの個性的な「生き方」が鮮やかに描かれています。
 この講座では、『源氏物語』宇治十帖を「女君たちの物語」として読み解きます。宇治の三姉妹を順に取り上げながら、その「生き方」の特徴を探ってみたいと思います。