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草津市×龍谷大学コラボ 龍谷講座2020『青花紙の文化誌』


 滋賀県草津市とその周辺地域では、江戸時代からおよそ380年間にわたって、染料植物のアオバナが栽培され、花弁の青色色素を和紙に染み込ませた青花紙が生産されてきました。青花紙は現在でも下絵用染料として手描き友禅や絞染の製作に利用されています。また、浮世絵の彩色用絵具や和菓子の食用色素として使われていた時代もありました。このコラボ講座では、現在のアオバナの栽培や青花紙の生産や利用のようすと、その歴史的記録をたどりながら、青花紙の文化的価値について考えていきます。

 草津市の農家では、アオバナの栽培や青花紙の加工がどのようにおこなわれているのでしょう。友禅染や絞染の職人は、どのように青花紙を利用しているのでしょう。現場でのフィールドワークをもとに、地域文化の視点から青花紙の現在について紹介します。

 青花紙に含まれる青色色素は、どのように浮世絵に使われてきたのでしょう。江戸時代の浮世絵を復元する活動をおこなってきた木版画家立原位貫の画業をふりかえりながら、日本の美術をささえる色材としての青花紙について考えます。

 江戸時代の文献において、青花紙はどのようにとりあげられてきたのでしょう。江戸時代の文献や草津市に残されている江戸時代の生産農家の資料を紹介しながら、交通史・流通史の視点から青花紙について考えます。