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2018年度後期 RECコミュニティカレッジ東京



 浄土真宗の日常のお勤めとしても親しまれている「正信念仏偈」は、親鸞聖人の主著『教行信証』に示されている、七言一句の百二十句の偈(うた)です。この短い言葉に、親鸞聖人の仏教の真髄が、端的にリズム良く謳われています。
 「正信念仏偈」は親しみはありますが、その内容の読解は決して容易ではありません。
 内容を大別すれば、『仏説無量寿経』(『大経』)にもとづいて記された段落(「依経段」)と、浄土真宗七高僧の書物や教えにもとづいて記された段落(「依釈段」)に分けられます。「正信念仏偈」の文を丁寧に読みながら、ゆっくりと進めていきたいと思います。
 混迷の時代と言われる現代、さまざまな悩みや不安にとらわれている私たちに、親鸞聖人の仏教が語りかけるものは何でしょうか。親鸞聖人の出遇われた仏教の学びを通して、豊かに生きる意味について学んでいきたいと思います。
 『源氏物語』には400人を超える人物が登場します。登場人物たちは、光源氏をはじめとする主要人物にかぎらず、それぞれに魅力あふれる存在感を見せています。そうしたなかにあって、直接に出会うことはないものの、ある共通要素を有しているがゆえに、たがいに照らし合い比較されうる女君たちがいます。彼女たちは共通点があることで、かえって差異が強調され、個々の特質が際立ってくるのではないでしょうか。
 この講座では、とくに〈宮の娘〉(帝の孫娘)という共通点を持つ女君に注目します。具体的には、朝顔の姫君、末摘花、紫の上を取り上げ、似たような境遇を背景にしながらも異なる人生を歩むことになった三人の〈宮の娘〉の物語を読み解きます。