ご利用案内
TOP>> はじめての方へ>> 2020年度前期 RECコミュニティカレッジ東京

2020年度前期 RECコミュニティカレッジ東京



 浄土真宗の日常のお勤めとしても親しまれている「正信念仏偈」は、親鸞聖人の主著『教行信証』に示されている、七言一句の百二十句の偈(うた)です。この短い言葉に、親鸞聖人の仏教の真髄が、端的にリズム良く謳われています。
 「正信念仏偈」は親しみはありますが、その内容の読解は決して容易ではありません。
 内容を大別すれば、『仏説無量寿経』(『大経』)にもとづいて記された段落(「依経段」)と、浄土真宗七高僧の書物や教えにもとづいて記された段落(「依釈段」)に分けられます。「正信念仏偈」の文を丁寧に読みながら、ゆっくりと進めていきたいと思います。
 混迷の時代と言われる現代、さまざまな悩みや不安にとらわれている私たちに、親鸞聖人の仏教が語りかけるものは何でしょうか。親鸞聖人の出遇われた仏教の学びを通して、豊かに生きる意味について学んでいきたいと思います。
 『源氏物語』には400人を超える人物が登場します。登場人物たちは、光源氏をはじめとする主要人物にかぎらず、それぞれに魅力あふれる存在感を見せています。そうしたなかにあって、面識の有無にかかわらず、ある共通要素を有しているがゆえに、たがいに照らし合い比較されうる女君たちがいます。彼女たちは共通点があることで、かえって差異が強調され、個々の特質が際立ってくるのではないでしょうか。
 この講座では、とくに田舎育ちの女君に注目します。具体的には、明石入道の娘として明石で育ち、光源氏と結ばれて姫君を生んだ明石の君、母の乳母一族に連れられて九州に下り、のちに光源氏の六条院に引き取られた玉鬘、継父の任国地である東国で育ち、薫と匂宮に翻弄される人生を送る浮舟の3人を取り上げ、それぞれの物語を読み解きます。