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講座案内


コース 仏教・こころコース 講座No. KA61
講座名

龍谷大学世界仏教文化研究センター提携講座 仏教人間学

- 無明を照らす道 -
受講対象者 特に制限はありません。

エリア 深草 会 場 紫光館
講座回数 5 回 日 程 2016-10-05(水) ~ 2016-11-09(水)
15:00 ~ 16:30
アカデミック
ポイント
5.0 受講料
(税込)
会員:5,650円
一般:8,700円
REC会員になるには別途
年会費3,080円が必要です
 
定 員 40 名 募集状況


講座概要  人間と自然、人間と動物、人間と科学技術など、現代社会には、さまざまな対立が見られます。例えば、現代の人間は何とか自然を支配しコントロールしようとし、また動物を下位と見なして乱獲しつづけています。さらに人間は自分たちが生み出した科学技術を制御できないほど進歩させています。これらの事柄によって生じている全世界的・地球規模の問題は周知の通りです。その根底には、自己中心的なものの見方、あるいは人間優位の考え方、仏教の言葉を借りるならば「無明」があります。
 本講義では、この現代のいびつな対立構造を超克する鍵を、仏教の思想に見出すことを目的とします。「社会」「災害」「自然」「動物」「科学」を各回のキーワードとし、仏教における人間観を考察し、我々の無明を照らす道を受講者とともに探っていきます。
 ※本講座は、龍谷大学世界仏教文化研究センター所属研究員によるオムニバス形式の講義です。
講座日程 (1) 10月5日(水)
人間と社会—仏教における無明と暴力—
人間が社会生活を営む上で必ずついてまわるのが、暴力です。本講義では、その源を見さだめ、克服する道を仏教の観点から考えてみたいと思います。
担当:亀山隆彦
(2) 10月12日(水) 
人間と災害—仏教者による社会貢献活動—
多発する自然災害に対して仏教者は何ができるのでしょうか。歴史を振り返りつつ、現代における仏教者の社会貢献のあり方について考えます。
担当:金澤豊
(3) 10月19日(水) 
人間と自然—語られた親鸞像—
親鸞は門弟へ宛てた手紙のなかで「自然(じねん)」という言葉を用いています。今回はその姿勢を中心に、他力を拠りどころとして生きた親鸞の歩みをたずねます。 
担当:大澤絢子
(4) 10月26日(水) 
人間と動物—仏教観から見る矛盾と調和—
罪を犯した人間が畜生道に堕ちると説く一方「一切衆生悉有仏性」とも主張する仏教。一見矛盾しているようですが、本当にそうでしょうか。仏教の動物観を一緒に考えてみましょう。
担当:李曼寧
(5) 11月2日(水) 
人間と科学—こころのゆくえ—
現代における科学技術の決定的な問題とは何か、そして人間の「こころ」はこれからどこへ向かうのか、仏教思想を絡めて考えていきます。 
担当:唐澤太輔
テキスト
持ち物
備考

講 師

講師画像 亀山 隆彦

カメヤマ タカヒコ

龍谷大学世界仏教文化研究センター リサーチ・アシスタント

- 講師紹介 -

龍谷大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程修了(博士〔文学〕)。米国仏教大学院博士研究員を経て、現在龍谷大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。専門は密教学、日本宗教学。主な論文に「『駄都秘決鈔』の五蔵曼荼羅理解」など。

講師画像 金澤 豊

カナザワ ユタカ

龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員

- 講師紹介 -

専門はインド仏教、宗教者によるケア。特に龍樹をはじめとする中観思想の文献学と平和問題など現代における宗教的課題研究に取り組む。東日本大震災復興支援活動にも従事。「震災復興支援活動~宗教者としての学びと気づき~(上)(下)」『大法輪』2015年4月号、5月号など

講師画像 大澤 絢子

オオサワ アヤコ

龍谷大学世界仏教文化研究センター リサーチ・アシスタント

- 講師紹介 -

東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程在籍。真宗大谷派親鸞仏教センター嘱託研究員を経て龍谷大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。専門は宗教学、比較文学比較文化。絵巻や伝記、文学作品のなかで語られる親鸞像を研究の対象とする。

講師画像 李 曼寧

リ マンニン

龍谷大学世界仏教文化研究センター リサーチ・アシスタント

- 講師紹介 -

2015年3月、大谷大学大学院文学研究科仏教文化専攻博士後期課程修了、学位取得。博士(文学)。同年4月より大谷大学真宗総合研究所嘱託研究員、6月より龍谷大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。中世の仏教文学、特に仏教説話を専門とする。

講師画像 唐澤 太輔

カラサワ タイスケ

龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員

- 講師紹介 -

早稲田大学大学院社会科学研究科修了(博士〔学術〕)。早稲田大学社会科学部助教を経て現在、龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員。専門は哲学・倫理学、南方熊楠研究。著書に『南方熊楠―日本人の可能性の極限―』(中公新書2015年)など。