コース |
仏教・こころコース |
講座No. |
KA16 |
講座名 |
ビハーラとカウンセリング
- ビハーラにおけるカウンセリングのあり方 -
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受講対象者 |
ビハーラ活動の実践者やこれからビハーラ活動をはじめようとしている方々。 |
エリア |
深草 |
会 場 |
紫光館 |
講座回数 |
6 回 |
日 程 |
2017-05-02(火) ~ 2017-07-11(火) 15:00 ~ 16:30
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アカデミック ポイント |
6.0 |
受講料 (税込) |
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定 員 |
20 名 |
募集状況 |
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講座概要 |
1985年、田宮仁氏が仏教を背景としたターミナルケアをビハーラと呼ぶことを提唱し、その2年後の1987年に浄土真宗本願寺派にて「ビハーラ活動」が始まりました。この活動では、生老病死に苦しむ人々への支援とケアが行われています。そこで、この支援とケアとはどのようなものなのか考えてみたいと思います。
本講座では、生老病死という人間誰しもが持つ悩みへの支援であるビハーラと、日常生活を送る上での様々な悩みへの支援であるカウンセリングとに分けて考えます。この二つを組み合わせ、「カウンセリング」を応用し「ビハーラ」に活かすことを受講生の皆さんと共に検討します。
具体的には、ビハーラとカウンセリングの歴史を紐解きつつ、ビハーラとカウンセリングの同異点を探ります。そして、ビハーラを社会実践としてどう生かしていくかを考えていきます。 |
講座日程 |
(1) 5月2日(火) ビハーラの歴史 担当:伊東 秀章
(2) 5月16日(火) カウンセリングの歴史 担当:小正 浩徳
(3) 5月30日(火) カウンセリングの心(カウンセリングマインド) 担当:滋野井 一博
(4) 6月13日(火) カウンセリングにおける傾聴 担当:児玉 龍治
(5) 6月27日(火) ビハーラにおけるカウンセリング 担当:吾勝 常行
(6) 7月11日(火) 「看取り」におけるビハーラ 担当:友久 久雄
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テキスト |
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持ち物 |
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備考 |
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伊東 秀章
イトウ ヒデアキ
龍谷大学文学部講師
- 講師紹介 - 学校や病院などのカウンセラーとして、高齢者や不登校児、被虐待児など、心理的な問題に悩む人とその家族への支援を行っている。専門領域の一つに、ビハーラ活動がある。浄土真宗本願寺派僧侶。臨床心理士。主な著書に「仏教とカウンセリング」(共著)など。
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小正 浩徳
コマサ ヒロノリ
龍谷大学文学部准教授
- 講師紹介 - 大学院附属臨床心理相談室での勤務を経て、本学へ。本学での教員活動に加えて、カウンセラーとして高齢者とその家族への心理的、社会的支援なども行う。臨床心理士。
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滋野井 一博
シゲノイ カズヒロ
龍谷大学文学部教授
- 講師紹介 - 公的機関にて、各種心理検査とカウンセリングによる心理支援活動を経て、本学へ。現在も、高齢者や幼児とその家族、地域にむけた臨床心理学的地域援助を専門として行う。臨床心理士。
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児玉 龍治
コダマ リュウジ
龍谷大学文学部准教授
- 講師紹介 - 臨床心理士。専門分野は、カウンセリング。カウンセリングは、私たちが暮らしのなかで相手の話にじっくりと耳を傾けたり、自分を見つめていくために役立つものだと考えています。みなさんとともに、カウンセリングにおける傾聴について学んでいきたいと思います。
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吾勝 常行
アカツ ツネユキ
龍谷大学文学部教授
- 講師紹介 - 専門分野は真宗学。仏教とカウンセリングの「と」に焦点をあてた総合的研究。実践的には仏教徒におけるビハーラ活動。主な著書に『仏教とカウンセリング』(共著)、『仏教とスピリチュアルケア』(共著)、『親鸞とカウンセリング』(共著)など。
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友久 久雄
トモヒサ ヒサオ
龍谷大学客員教授・京都大学医学部附属病院医師
- 講師紹介 - 演者は、精神科医であり僧侶でもある。寺族出身ではないが、子どもの頃から自分の「死」を恐れ、仏教への造詣を深くしている。
<著書>『生きかた死にかた 僧侶ドクターの人生カルテ』本願寺出版社
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