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コース 文化・歴史コース 講座No. KB63
講座名

「角兵衛獅子」再読~大正デモクラシーの申し子

- 『鞍馬天狗』シリーズ再読入門 -
受講対象者 特に制限はありません。

エリア 深草 会 場 紫光館
講座回数 4 回 日 程 2018-02-07(水) ~ 2018-02-28(水)
15:00 ~ 16:30
アカデミック
ポイント
4.0 受講料
(税込)
会員:4,920円
一般:7,400円
REC会員になるには別途
年会費3,080円が必要です
 
定 員 30 名 募集状況 ◎空きあり

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申込人数

講座概要  大佛次郎は、主に映画を通して広く人々に親しまれてきた『鞍馬天狗』シリーズの原作者として知られていますが、作者が原作に込めた思想やメッセージ、文学的な仕掛けなどは、必ずしもよく映画に反映されているとは言えません。そのようなこともあって、大佛は映画化にしばしば難色を示したとも言われています。同時に原作もまた、丁寧に読み解かれることのないまま、文学未満の<マゲモノ小説>として扱われてきたところがあります。
 そこで本講座では、初めて「杉作」少年が登場してくる「角兵衛獅子」に焦点を当て、掲載誌『少年倶楽部』の特徴、挿絵の効果、「杉作」のモデルをめぐる問題や、作品が書かれた1927(昭和2)年前後の社会について考えたいと思います。また、なによりも、この作品の文学上の魅力に多角的に迫ることで、大佛文学の原点について考えます。
講座日程 (1) 2月7日(水) 
1 時代小説とはなにか
大佛次郎の膨大な全仕事の中に時代小説を位置づける。
(2) 2月14日(水) 
2大正デモクラシーを生きて
作家の生い立ちから「角兵衛獅子」誕生にいたる過程を辿る。
(3) 2月21日(水) 
3「角兵衛獅子」と『少年倶楽部』
「角兵衛獅子」の魅力(映画ニモマケズ「文学」ニモマケズ)を探る。
(4) 2月28日(水) 
4大佛文学の原点に迫る~時代小説に何ができるか
「角兵衛獅子」の持つ二重構造、もしくは隠されたメッセージを読み取る。
テキスト
持ち物
備考 【参考文献】
相川美恵子 著 『鞍馬天狗のゆくえー大佛次郎の少年小説』 未知谷

講 師

講師画像 相川 美恵子

アイカワ ミエコ

龍谷大学非常勤講師

- 講師紹介 -

日本の近現代児童文学、とくに戦時下の少年小説とその周辺領域を専門とする。著書に『鞍馬天狗のゆくえー大佛次郎の少年小説』(未知谷)、『児童読物の軌跡ー戦争と子どもをつないだ表現』(龍谷学会、平成25年日本児童文学学会奨励賞受賞)等。