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講座案内


コース 仏教・こころコース 講座No. KA15
講座名

龍谷大学世界仏教文化研究センター提携講座 仏教と海

- 信仰・メタファー・交通 -
受講対象者 特に制限はありません。

エリア 深草 会 場 紫光館
講座回数 5 回 日 程 2018-07-02(月) ~ 2018-08-06(月)
15:00 ~ 16:30
アカデミック
ポイント
5.0 受講料
(税込)
会員:6,150円
一般:9,250円
REC会員になるには別途
年会費3,080円が必要です
 
定 員 40 名 募集状況 ◎空きあり

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申込人数

講座概要  周知の通り、仏教は海を渡って日本へ伝わりました。昔から、海は「隔てる」役割を果たすとともに「つなげる」役割も果たしました。つまり重要な「道」だったのです。しかし、現在とは異なり、海の道を渡ることは、非常に危険で、まさに命がけのものでした。荒れる海は人の命を奪う一方、新しい文化や信仰を届ける媒介でもありました。それ故に、人々は海へ大きな畏敬の念を抱いていました。海そのものが信仰の対象にもなることもありました。あるいは、さまざまな海上信仰も生まれました。経典を紐解いてみても、海はメタファーとして使われることが多くあるようです。
 仏教のみならず、アジアの宗教を語る際、海は欠くことができない要素です。交通路としての海、信仰対象としての海、宗教的比喩(メタファー)としての海――本講座では、これらについて、様々な角度からアプローチしていきます。
講座日程 (1) 7月2日(月) 
海を乗り越えて―求法と伝道の旅―
陸地を介した中国仏教や朝鮮仏教などとは異なって、日本仏 教の伝来と興隆は海を乗り越えた結果であると言えます。先 賢たちの足跡を踏まえ、日本仏教の「有難さ」を考えてみましょう。 担当:李曼寧
(2) 7月9日(月) 
中世日本の「入宋僧」―栄西とは何者か―
平安初期の空海以降も、実に多くの僧が仏法を求めて中国に渡り、新たな思想・文化を日本にもたらしました。本講座では栄西を中心に、中世の「入宋僧」についてお話します。 担当:亀山隆彦
(3) 7月23日(月) 
海を渡った浄土真宗―海外布教への挑戦―
近代においていち早く海外布教へ乗り出したのが浄土真宗でした。本講座では、浄土真宗の海外布教の歴史や戦争との関係などを概観し、そこでの課題を検討します。 担当:大澤絢子
(4) 7月30日(月) 
媽祖信仰と船魂―日本における伝播と習合―
日本ではあまり知られていませんが、媽祖信仰は中国南部、台湾などで非常に盛んです。海の女神=媽祖は、日本にどのように伝わり広まったのでしょうか。その痕跡を仏教や神道と絡めながら探ります。 担当:唐澤太輔
(5) 8月6日(月) 
津波と仏教―それでも海が好きだ―
三陸沿岸部を襲った3.11の津波から7年、喪失と復興の狭間で日本の仏教界には何ができたのでしょうか。 また仏教を信仰するアジア諸地域における津波(TSUNAMI)は、どのように捉えられてきたのかを併せて学びましょう。 担当:金澤豊
テキスト
持ち物
備考

講 師

講師画像 李 曼寧

リ マンニン

龍谷大学世界仏教文化研究センター リサーチ・アシスタント

- 講師紹介 -

2015年3月、大谷大学大学院文学研究科仏教文化専攻博士後期課程修了、学位取得。博士(文学)。同年4月より大谷大学真宗総合研究所嘱託研究員、6月より龍谷大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。中世の仏教文学、特に仏教説話を専門とする。

講師画像 亀山 隆彦

カメヤマ タカヒコ

龍谷大学世界仏教文化研究センター リサーチ・アシスタント

- 講師紹介 -

龍谷大学大学院文学研究科仏教学専攻博士課程修了(博士〔文学〕)。米国仏教大学院博士研究員を経て、現在龍谷大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。専門は密教学、日本宗教学。主な論文に「『駄都秘決鈔』の五蔵曼荼羅理解」など。

講師画像 大澤 絢子

オオサワ アヤコ

龍谷大学世界仏教文化研究センター リサーチ・アシスタント

- 講師紹介 -

東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了(博士〔学術〕)。真宗大谷派親鸞仏教センター嘱託研究員を経て龍谷大学世界仏教文化研究センターリサーチ・アシスタント。絵巻や伝記、文学作品のなかで語られる親鸞像を研究の対象とする。

講師画像 唐澤 太輔

カラサワ タイスケ

龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員

- 講師紹介 -

早稲田大学大学院社会科学研究科修了(博士〔学術〕)。早稲田大学社会科学部助教を経て現在、龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員。専門は哲学・倫理学、南方熊楠研究。著書に『南方熊楠―日本人の可能性の極限―』(中公新書2015年)など。

講師画像 金澤 豊

カナザワ ユタカ

龍谷大学文学部実習助手

- 講師紹介 -

専門はインド仏教、宗教者によるケア。特に龍樹をはじめとする中観思想の文献学と平和問題など現代における宗教的課題研究に取り組む。東日本大震災復興支援活動にも従事。「震災復興支援活動~宗教者としての学びと気づき~(上)(下)」『大法輪』2015年4月号、5月号など