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講座案内


コース 仏教・こころコース 講座No. KA63
講座名

龍谷ミュージアム提携講座「仏教の思想と文化–インドから日本へ-」

- 特集展示「仏教美術のいきものがたり ~聖獣と怪獣~」 -
受講対象者 特に制限はありません。

エリア その他 会 場 龍谷ミュージアム101講義室
講座回数 4 回 日 程 2019-01-15(火) ~ 2019-02-05(火)
13:15 ~ 14:45
アカデミック
ポイント
4.0 受講料
(税込)
会員:5,320円
一般:7,800円
REC会員になるには別途
年会費3,080円が必要です
 
(入館料等含む)
定 員 50 名 募集状況 近日募集

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講座概要  シリーズ展では、インドで誕生した仏教がアジア全域に広まり、日本に至り日本社会に根付く約2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて通観しています。今回の特集展示では、「仏教説話に登場する鳥獣」や「ほとけや神が従える鳥獣」を取り上げます。まず、釈尊の誕生にまつわる物語のなかには、「仏母マーヤーは、身体の中に六牙の白象が入るのを夢見た」という場面があります。これは、やがてブッダとなる太子を懐妊したことの吉祥さを象徴し、ガンダーラの仏伝浮彫にも表わされました。のちに東アジア一帯で流布する大乗仏教経典のひとつ『法華経』では、普賢菩薩は六牙の白象に乗ると伝えられ、普厳菩薩像は日本でも代表的な仏教絵画の主題(尊像)として知られています。
 また前世の釈尊の物語(ジャータカ、本生話)には、「兎本生」のように自らを犠牲にして他者を救わんとする物語も多く伝わっています。そして、かつての在家信者も訪れたであろう仏教僧院は、仏像のみならず空想上の獣たちが象られた彫刻もその空間を荘厳したといいます。
 さらに、密教絵画をみれば、密教経典に説かれるほとけが聖なる獣を従え、孔雀明王像はじめ美しい密教尊像として描かれました。もちろん仏教だけでなく、日本の風土が育んだ説話画でも多くの獣が登場しています。
 普段は仏や菩薩の美しい造形に目を奪われますが、今回は少し視点をずらして、ひっそり(?)とほとけや神々に寄り添う獣たちを観察してみませんか?
講座日程 (1) 1月15日(火)
「ジャータカに伝わる獣のおはなし」(仮) 担当:岩田朋子
(2) 1月22日(火)
「ガンダーラ彫刻の動物たち」(仮) 担当:岩井俊平
(3) 1月29日(火)
「密教尊像と鳥獣」(仮) 担当:石川知彦
(4) 2月5日(火)
「日本の説話画のなかの動物」(仮) 担当:村松加奈子
テキスト
持ち物
備考 本講座の受講生は、全ての講座日程(4日間)において、シリーズ展「仏教の思想と文化 -インドから日本へ-」を無料で観覧することができます。入館の際は「講座受講票の控え」を龍谷ミュージアム受付にてご提示ください。
※「講座受講票の控え」で観覧できるのは講座日程のみですのでご注意ください。
【注意】
展示物の都合により、講座内容が変更となる場合がありますので、ご了承ください。

講 師

講師画像 岩田 朋子

イワタ トモコ

龍谷ミュージアム学芸員

- 講師紹介 -

インドにおいて、仏教の出家修行者がどのような修行生活を送っていたのか。彼らの衣食住について詳しく語られている律文献(教団の規則集成)や経典を中心に研究を進めている。共著『釈尊と親鸞-インドから日本への軌跡-』(龍谷ミュージアム編法藏館,2011)

講師画像 岩井 俊平

イワイ シュンペイ

龍谷ミュージアム学芸員

- 講師紹介 -

専門は中央アジア考古学。これまで、ウズベキスタン、タジキスタン、アフガニスタンなどで遺跡の発掘を行ってきた。バーミヤーン石窟群など、中央アジアの仏教遺跡の広がりにも興味を持っている。

講師画像 石川 知彦

イシカワ トモヒコ

龍谷ミュージアム学芸員・副館長

- 講師紹介 -

専門分野は、仏画や仏像を中心とする日本仏教美術史。1984年から2010年3月まで大阪市立美術館学芸課に勤務し、仏教美術を中心に数々の展覧会を担当した。とくに聖徳太子や役行者に関する展覧会図録に多く執筆し、それらに関する著書や論文がある。

講師画像 村松 加奈子

ムラマツ カナコ

龍谷ミュージアム学芸員

- 講師紹介 -

日本仏教絵画史を専攻。聖徳太子絵伝をはじめとした、大画面形式の掛幅絵伝について研究している。主要論文に「中世聖徳太子絵伝にみる三国伝来観-鶴林寺本聖徳太子絵伝をめぐって」(『美術史』169号、2010年)など。