コース |
現代社会コース |
講座No. |
OI56 |
講座名 |
ジャーナリズムの道徳的ジレンマ
- 報道現場の難問を考えるワークショップ -
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受講対象者 |
RECで学ぼうとする意欲のある方。 |
エリア |
大阪 |
会 場 |
ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階 |
講座回数 |
5 回 |
日 程 |
2018-10-04(木) ~ 2018-11-08(木) 19:00 ~ 20:30
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アカデミック ポイント |
5.0 |
受講料 (税込) |
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定 員 |
50 名 |
募集状況 |
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講座概要 |
ニュース報道やマスメディアに対する私たちの不満は高まる一方です。一方的にメディアを批判するのは簡単です。でも、報道現場に潜む道徳的な難問を議論した人はどれくらいいるでしょうか。この講座では、現実の取材現場で浮上した具体的なケースについて、丁寧にグループ討論していきます。
たとえば、「同僚の女性記者が取材先でセクハラの被害に遭った」「事件や事故の犠牲者家族から匿名報道を求められた」「企業が実質的に経営破綻している情報を入手した」「家族が戦場ジャーナリストになると言いだした」「AI(人工知能)が人間の記者の仕事を奪い始めた」……。これらの難題を解く鍵はあるでしょうか。
哲学カフェのように、心と頭を柔らかくして知恵を出し合いましょう。事前の知識は必要ありませんが、討議すればするほど「学び」が多くなるはずです。 |
講座日程 |
(1) 10月4日(木) 同僚の女性記者が取材先でセクハラの被害に遭ったらどうする?
(2) 10月11日(木) 事件や事故の犠牲者家族から「報道は匿名で」と懇願されたらどうする?
(3) 10月25日(木) 企業の経営破綻のネタをつかんだとき、どういうタイミングで報道する?
(4) 11月1日(木) 家族の誰かが「戦場カメラマンになる」と言い、中東に旅立とうとしたらどうする?
(5) 11月8日(木) AI(人工知能)が人間の記者に代わって記事を書くようになったらどうする?
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テキスト |
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持ち物 |
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備考 |
【参考文献】
畑仲哲雄 著 『ジャーナリズムの道徳的ジレンマ』 勁草書房
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畑仲 哲雄
ハタナカ テツオ
龍谷大学社会学部准教授
- 講師紹介 - 専門はジャーナリズム。大学では「現代ニュース論」などの授業で時事問題を教えています。龍谷大の教員になる前は毎日新聞や共同通信で記者をしていました。著書『地域ジャーナリズム』(勁草書房)、『新聞再生』(平凡社)など。1961年、大阪・天六生まれ。
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